気ままにひとりっぷ2018秋~星峠の棚田~
雲海が出るのではないかと期待して、4時に起床。化粧もせずに車で星峠に向かった。
雨は上がっている。星が見える。晴れてるんだ。
しかし星峠までの道のりは、山道だし、真っ暗だし、霧は出てるし、何か出てきそうだし、ひとりでは色々と怖かった。
30分くらいで星峠に着いた。
すでに2台車が停まっていた。
車の中で待機しているようだ。
とりあえず人がいて安心した。
まだ外は暗いし、何かの鳴き声が聞こえるし、早く明るくならないかと、私も車の中で朝が来るのを待った。
少し目が慣れてきたのか、明るくなってきたのか、みんなどこに三脚立てようかと移動し始めた。
しかし今日の雲海は向こう側だけだった。そして空も向こう側が雲で覆われて、雲海に朝日が射すところは見られなかった。
そして水鏡がない今の季節の星峠はちょっと残念だった。
一昨年見た星峠の雲海は、運が良かったんだな。
あの時は人の数も凄かったけど。
これ以上待っても雲海は向こう側へ流れていくばかりなので、この辺で引き上げることにした。
宿に向かう途中、また霧が増えてきた。
もしかして、宿がある方角に雲海が流れていたのかもしれない。
もうかなり明るくなってきた。
帰る途中、美人林の傍を通った。
美人林は何度か行ってるし、行く予定はなかったのだが、チェックアウトまで時間もあるし、通り道だし、ちょっと寄ってみることにした。
さすがに朝早いせいか、まだ人も少ない。
でも晴れた日に来たのは初めてかもしれない。
もう少し陽が射しこんでくれたらよかったのだが。
3枚だけ撮ってここも引き上げた。
旅に出ると朝食付きの宿が多いのだが、普段から朝ご飯は食べないので、私は必要ない。
おかげでゆっくりと朝の散策ができた。
4時に出発して、宿に戻ったのが8時。
気づけば4時間も経っていたのか。
このあと宿に戻り、温泉に入って、チェックアウトした。