女性特有の気胸、月経随伴性気胸
救急外来で気胸の診断がされた。
看護師だということを告げると
「じゃあ話は早い。ドレーン入れるね。」
と、簡単な説明の後、同意書にサインし、ドレーン挿入となった。
医師の話だと、私のような年齢、そして右肺の気胸は月経随伴性気胸という珍しい気胸が疑われるとのこと。
その時は、へーへー、そんな珍しい気胸は初めて聞いた、と思っていたが、実は再発を繰り返しやすい、結構面倒な病であることを後で知る。
その夜は入院生活で一番辛い夜となった。
ドレーンの入っている部分の痛みと寝返りがうてないことで一睡もできず、長い長い夜だった。
同室の患者さんも眠れず痛み止めを点滴したり、病院の夜は慌ただしい。
この時は、これで肺が膨らんで、1週間もすれば退院できるんだろうな、と思っていたんだけど…