昭和のクリスマス
クリスマスだってのに、三連休だったというのに、風邪をひいてしまったのでずっと家で引きこもっていた。
クリスマスらしいことも何もしていないし、とりあえず食欲なかったけどクリスマスっぽい食事でもしようかと料理してみた。
いつもならあっという間に飲んでしまうだろうスパークリングワインのハーフサイズでさえも飲み切れなかった。
なんとなく子供のころのクリスマスを思い出した。
昭和のクリスマスだ。
プレゼントはキャンディキャンディやピンクレディーのグッズ。
またはリカちゃん人形か…
もちろんAmazonとかない時代。
クリスマス近くなるとおもちゃ屋さんの折り込みチラシを見るのが楽しみだった。
今でも鶏肉は大好きなのだが、昔、クリスマスでテーブルに並ぶチキンレッグはご馳走だった。
スーパーのお惣菜だったけど、あれを食べるのがとても楽しみだった。
今でもクリスマスになるとスーパーのお総菜売り場に並んでるけど、あまり美味しそうに見えない。
だから自分で焼いてみた。お肉が柔らかくて美味しい。
でもあの子供のころに食べた懐かしい味ではない。
ケーキはバタークリームだったと思う。
その後アイスクリームのケーキだったり。
数年後、生クリームのケーキを初めて食べた時は美味しくて感動した。
今でも思い出すと、昭和のクリスマスは温かかった気がする。